会長挨拶

 

この度、歴史と伝統ある千葉西ロータリークラブの第49代会長を務めさせて頂きます渡邉でございます。

多くの諸先輩方がご尽力されて来た歴史と伝統ある千葉西ロータリークラブが、創立50周年、100周年へ向け、より良きクラブとして発展するよう微力ながら一生懸命務めさせていただきます。1年間どうぞよろしくお願いいたします。

今年のスローガンは「進化」とさせていただきました。
スローガンにさせていただいた「進化」とは、環境変化に対応すべく、自ら考えを発信し、行動すべてに意義・目的が明確で、会員がやりがい・学びのある千葉西ロータリークラブになる、という意味で使わせていただきます。

この進化で有名なものに、ダーウィンの進化論があります。
ダーウィンは生物の進化の要因を自然淘汰によるものと考え、生存競争の中で適者生存の原理が働き、生き残ったもの中から優秀なものが子孫を残すことでより高等なものに進化すると考えました。

ダーウィンが書いた「種の起源」の中に「生き残る種とは、最も強いものでも最も賢いものでもなく、最も変化に適応したものだ」という言葉があります。これは、変化に適応する者が優れているという意味ではなく、変化に適応した者が生き残れるという意味です。

現代社会に置き換えて考えてみると、移り変わりの早い社会の中で生き残っていくためには、変化に適応していく能力が求められています。例えば、近年のコロナ禍では、衰退したビジネスがある一方で、発展したビジネスや新たに生まれたビジネスもあります。

現在、社会の分断や格差の拡大、環境問題、コロナによる生活様式の変化やロシア・ウクライナ紛争など様々な課題を背景に、国家、経済、社会、あらゆる分野のルールや前提が変わっています。

ロータリークラブにおいても、国際ロータリーによる定款変更等、多くのルール変更がありました。また、多様性、公平さ、インクリュージョンの取り組みも求められています

私たちメンバーは過去の常識にとどまることなく「進化」していかなければいけません。

千葉西ロータリークラブ創立50周年に向けて、メンバー一丸となり課題に取り組み、社会のニーズに対応するため、クラブフォーラム等で会員同士の会話を大事にしながら様々なことを解決していきたいと思います。