会長挨拶

2022-23年度第48代会長を務めさせていただきます花嶋実です。諸先輩が築き上げられた千葉西ロータリークラブの伝統を守るべく、与えられた職務を誠心誠意努力する所存であります。会員のみなさまにはご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルスの感染による社会の悪化は3年目に入りましたが、終息の見通しが見えません。またロシア、プーチン大統領によるウクライナへの侵略戦争が勃発し、世界の常識が無視される暴挙がまかり通る信じられない世の中となりました。何とかしければいけないと感じる毎日であります。

2022-23年度国際ロータリーのジェニファーE.ジョーンズ会長はテーマとして「IMAGINE ROTARY (イマジン ロータリー)」を発表しました。「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらされると知っています」~果たしがいのある責任を会員が担えるよう~に会員の積極的参加を促すためには、ロータリーには「適応と改革」が必要だと述べております。

国際ロータリー第2790地区の小倉純夫ガバナーは、RI会長のテーマを受け地区スローガンを「ロータリーの仲間との信頼を繋ぎ、千葉から世界を変えていこう!」としました。仲間同士の信頼(fellowship)を繋ぎ、千葉という地域から世界を少しずつでも変える奉仕活動(service)を起こしてゆこうという趣旨です。第2スローガンとして「ロータリーを楽しみながら、地域で、そして世界で良いことをしよう!」ロータリーの基本は、親睦(fellowship)であり、奉仕(service)であると述べ、昨年度、今野会長が述べておられた「絆」につながるものと同様な趣旨と解釈しました。

皆様ご存じの近江兄弟社はメンソレータムの製造販売では有名です。1920年外国人の宣教師と日本人の妻により滋賀の近江でその事業を始められた会社と聞き及んでいます。社訓的な考えとして、「人間みな平等、みな兄弟、事業は社会に奉仕するためにある。」ことを基本にいろいろな慈善活動をしていたようであります。そのことはまさにロータリーの目的である、我々の職業を通じて仲間を作り、社会に奉仕する機会としてロータリーがあるとの理念と同じであると思料したことから、今年の会長方針を~我々の生業は社会に奉仕する。~「世界平和をなすためにベストを尽くそう」としました。

会員の職業をとおして社会に役立つことを、そして、現在の世界の情勢を踏まえ、世界平和のためにロータリアンが何をなすべきか、その行動を起こすには何をすべきかを千葉の地域の2790地区の千葉西ロータリークラブとして発信していきたいと考え、今年のテーマとしました。

川城孝夫幹事ともどもよろしくお願いいたします。